こんにちは!北摂の老人ホーム・介護施設相談室ういずの相談員池尻です。
■横浜市総合リハビリテーションセンター 医療部担当部長 渡邉愼一氏
Q 脳卒中で入院しています。リハビリを頑張って1カ月半後の退院が決まりました。自宅で使う福祉用具はどうやって選べばいいのですか?
A 病院で使い慣れている福祉用具が、そのまま自宅でも使えると安心です。ただし、病院で使っていた福祉用具が自宅では使い勝手が悪いことも少なくありません。何故なら廊下や間口などの幅、段差の場所、生活するスペースなどの環境が、病院と自宅とでは異なるためです。退院前に自宅で福祉用具の使い勝手を確認することが大切です。
Q どうやって自宅での使い勝手を確認すればいいのですか?
A もっとも望ましいのは、病院で使用している福祉用具を、外出や外泊時にご自身で試すことです。こうした機会がない場合は、自宅の写真や見取り図などを担当の『作業療法士』や『理学療法士』に見せて相談するとよいでしょう。自宅でも使えるかどうか、専門家の意見やアドバイスがもらえます。また、『安全に使えるか』という視点からの検討も重要です。当然ですが100%の安全はありえません。どのようなリスクがあるのかをいろいろ想定して、それを心に留めて注意することが安全に使用するということになります。
Q 福祉用具を使ううえでのリスクってどのようなものがあるのですか?
A 使うときに姿勢が不安定になる、身体を挟んだり、ぶつけたりして怪我をするというのが代表的なものです。たとえば『杖』、『歩行器』、『手すり』などは、安全に移動や乗り移りを可能にするもので転倒を防ぐものです。正しく使っていても姿勢が崩れてしまう場合は、その用具に身体を支える機能が足りないことを意味し、利用者に合っていないといえます。このような場合にはリスクを軽減するため、より支持性の高い福祉用具に変更する必要があります。
■本日の一冊■
■これで安心!!買うときに読む『福祉用具の選び方』
福祉用具の購入や利用、住宅のバリアフリー改修のノウハウをまとめた『これで安心! 買う前に読む 福祉用具の選び方』の改訂版です。 十二年前に発行した小冊子の内容を一部を改訂し、一冊にまとめました。 福祉用具などの情報提供をしている福祉用具の講座を開く『なごや福祉用具プラザ』が編集しており、実用的な情報が多い。
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